5月17日（木）『婦人之友』愛読者の集まりである全国友の会の大会第1日目が、さわやかな風が吹き抜ける自由学園で開かれました。全国友の会は婦人之友社、自由学園と共に創立者を同じくする団体で、健全な家庭をはぐくみ、社会に働きかける活動をしています。
この大会のために、学生、生徒は前日から心をこめてお迎えする準備をし、当日は女子部・男子部高等科2年生は日ごろの腕前を活かして、それぞれの食堂で手作りの昼食でおもてなしをし、最高学部生は受付やご案内などの係につきました。
北海道から沖縄まで、また遠く海外からも各友の会の代表が出席され、900名を超える友をお迎えし、午前中には矢野学園長がご挨拶と学園の近況報告を、午後には「自由学園教育報告」として女子部・男子部は今年度の新入生と高等科3年生が生活の報告や感想を、最高学部が学園内を流れる立野川の治水などの研究を発表し、女子部と最高学部が被災地訪問や復興支援の報告をしました。出席の方々には興味を持って熱心に耳を傾けていただきました。
各地の会員により夕方まで熱のこもった報告や発表が続き、希望に満ち溢れた表情で新緑の美しい季節のキャンパスを後にされました。
女子部の生活・学びの報告
男子部の生活・学びの報告
最高学部の研究発表
かつて自由学園に学び、直接創立者の教えを受けた 友の会会員のお話