8月26日（月）香港友の会との共催で、夏休み子ども教室を香港日本人倶楽部で開催しました。
授業の教科は理科で、テーマは「種子の世界を旅してみよう」でした。
午前27人、午後29人の小学校1年から中学2年までの子どもたちが参加しました。
はじめに鈴木康平学園長補佐から、自由学園と友の会が同じ創立者の下に作られた学校と組織であること、また、自由学園で大切にしている、ただ知識を詰め込むだけでなく、自分で発見し、考えることが大切であること、その様な授業を体験して欲しいという話がありました。
その後、山縣基理科教諭による授業が行われました。植物の種子が広がっていくしくみを問答形式で学び、その後、種の模型を作ったり、回転しながら落ちる種子の風洞実験を観察したりしました。参加した生徒は、目を輝かせ、ぐいぐいと授業に引き込まれて行き、終わった後には「楽しかった！」という感想が聞かれました。
75分余りの授業は一期一会。参加してくれた子どもたちがこの授業を受けるのは、最初で最後かも知れませんが、この経験が子どもたちの記憶の中に少しでも残ればと願っています。
