自由学園の庭には、創立者羽仁吉一先生がその風情を好まれて、庭を造る時に植えられたと伝えられる梅の木が多数あります。特に、正門を入ってすぐの事務室前と、最高学部棟の前のあたりにまとまって植えられています。
まだ寒さの厳しい時に咲く梅の花は、そのすがすがしい香りと共に、学園の皆に春の訪れが近いことを伝えてくれます。
それから3ヶ月経った今、梅の木には青葉が繁り、枝に梅の実が実り始めました。
最高学部の樹木・庭園グループが丹精し、毎年剪定をしている梅はよく実ります。今年も時期が来たら実を収穫し、生徒・学生たちが梅干しや梅ジュース、梅ジャムなどを作り、各部の食卓を豊かにしれくれることでしょう。
近況