2017年10月18日(水)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の前コンサートマスター、ダニエル・ゲーデ氏により結成された「ゲーデ弦楽四重奏団」をお招きし、「自由学園コンサート~若者たちの未来に心を寄せて~」が開催されました。
このコンサートは、ダニエル・ゲーデ氏と本学園理事長の村山順吉が、以前より音楽を通じて交流があったことから実現されたもので、今日は初等部、女子部・男子部(中等科・高等科)、最高学部(大学部)の在校生や教職員を始め、保護者や一般の希望者の方々で会場の記念講堂は満席となりました。
村山理事長の、すばらしい音楽は小さい時から接するようにさせたいとの考えから、今回は乳幼児をお連れになってもよいことにし、弦楽四重奏団の皆様にも賛同していただきましたので、今日は小さな赤ちゃんからご高齢の方々まで各年代の方が客席に集まる、あたたかい雰囲気の音楽会となりました。
はじめに弦楽四重奏の演奏があり、その後村山理事長のピアノ演奏が加わって五重奏があり、ピアノ独奏、そして再び四重奏と、大変中身の濃いコンサートとなりました。一流の方々の演奏の弦の音色の美しさ、素晴らしさを堪能させていただくひとときとなりました。ピアノ演奏も、今日は特別にスタインウェイのフルコンサートグランドピアノによるものでした。若い在校生たちにも、今日のコンサートのことはそれぞれ心に残ったことと思います。
■ゲーデ弦楽四重奏団の皆様や村山理事長のプロフィール、本日演奏された曲については、下記のプログラムで詳細をご覧ください。
(画像(jpg)をクリックすると拡大します。)
最後に、自由学園の各部生徒の有志によるオーケストラが参加して、ゲーデ弦楽四重奏団の皆様とラデツキー行進曲を共演させていただきました。指揮は村山理事長。客席からの手拍子も加わり、会場の皆様も一体となって、楽しくコンサートを終了しました。