7月30日(土)、31日(日)に、新国立劇場にて、オペラ「鳴砂」が上演されます。
仙台オペラ協会の会員の中には大震災により、ご家族を失う、あるいは家を失うというという大変な被害に遭われた方もいらっしゃる中、復興を目指して音楽を通じて互いに励ましあい、今回の公演をキャンセルせずに決行する決心をなさったそうです。
仙台オペラ協会で事務局長をされている自由学園女子部卒業生(55回生庄子真希さん)よりご紹介いただきました。被災地支援のためにも、関心をお持ちの方は、どうぞお出かけ下さい。
オペラ 「鳴砂」 仙台オペラ協会
日時 7月30日(土) 午後3時~
31日(日) 午後3時~
会場 新国立劇場中劇場 (初台駅中央口より直結)
TEL03-5352-9999
詳しくはこちらをご覧下さい。鳴砂 ちらし表 鳴砂 ちらし裏
読売新聞、うたごえ新聞での紹介記事
以下は、ご紹介くださった庄子真希さんからのメッセージです。
この度の大震災では多くの方々よりご厚情をいただき感謝申し上げます。
特に、関係3団体による救援活動の様子をうかがいますと、在校当時よく耳にしたミセス羽仁の「組織は愛だよ」という言葉が想い出され、感慨を深くしております。
さて、本日は私が関与している“仙台オペラ協会”の東京公演についてご案内させて頂きます。 「鳴砂」は新国立劇場の地域招聘公演として、一年以上前から計画されていましたが、大震災によっておきた様々な困難を乗り越え予定通り実施を決めました。
奇しくも舞台は東北の漁村。劇場のお客様には当日、オペラを通して被災地に想いを馳せていただきたい。また被災者である我々、出演者やスタッフ一同(総勢200名!)も公演により一層元気になりたい。是非とも成功させ「復興のシンボル」にしたいと考えています。原作・作曲・出演者等、全てが地元発信のアンサンブルがとても美しいオペラです。
お誘い合せてご来場の上、応援してくださいますようお願いしたします。