2016年12月6日(火)から22日(木)まで、記念図書館1階の学園史展示コーナーで、折口信夫(歌人としては釋迢空)が昭和28年に詠まれた歌「輝く窓」を特別展示いたします。あわせて折口信夫と自由学園との関係を示すパネルや関係記事なども展示します。
「輝く窓」については、『学園新聞』626号の「芸術探訪」第三回でも取り上げられています。
以下は当該記事からの引用です。
「自由学園を取り巻く武蔵野の田無村の豊かで自然溢れる情景から始まり、学園のたたずまいと、創立者を囲む生徒・学生の姿、そしてそこに訪れ、生徒たちに遠世を語る(折口)自身の姿が詠まれている。先生が亡くなられる半年ほど前に作られたこの詩には、当時の学園とその周辺の自然が、まるで一幅の絵のように鮮やかに描かれている」
料紙(和紙)は和紙の名匠田中親美、字は書家の羽田春埜と、折口先生ご自身が指名されたもので、歌、文字、紙といずれも貴重なものです。
ぜひこの機会にご覧下さい。
記念図書館で展示をご覧いただける時間は、月曜日~土曜日 9時~17時です。