石田先生、アトリエDEFさんの「循環の家」/学部長ブログ - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

石田先生、アトリエDEFさんの「循環の家」/学部長ブログ - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学部長ブログ

石田先生、アトリエDEFさんの「循環の家」

2025年8月28日

八ヶ岳原村の朝市で「和也先生〜!」との元気な声。振り返ると自由学園で家庭科の教員を長く務めてくださっていた石田恵理先生でした。

3人、引き戸の画像のようです

昨年移住し新しい暮らしにチャレンジしているとのこと。ワクワクするお話を伺いました。

ご友人も紹介していただきお話ししていると、私の従兄弟がお世話になっている方と分かりさらにびっくり。話は盛り上がりました。

その後、石田先生のお宅を訪問。お住まいは徹底した循環型の家でした。木造、土壁で断熱効果が高く、暖房は薪ストーブ。お風呂にも薪ボイラーを使用し、太陽光パネルやコンポストもありました。

材木置き場の画像のようです
給湯器、テキストの画像のようです
写真の説明はありません。
冷床、草の画像のようです

薪小屋の横には前日にワークショップで作ったという土レンガが、乾燥のために並べられていました。ちょうど家の前に借りることができたという畑ではさまざまな野菜を無農薬栽培しており、収穫してお土産にいただきました。

写真の説明はありません。
スイスチャード、カラードグリーンの画像のようです

生徒に語ってきたことを形にしたいと、環境に配慮した生活を目指して設計士さんを探していたところ、アトリエDEFさんに出会い、実現した暮らしとのことでした。いつも元気な石田先生でしたが、さらにパワーアップして信じる道に邁進する姿からパワーをいただきました。

その後、石田先生にご案内いただきアトリエDEFさんを見学させていただきました。

写真の説明はありません。

アトリエDEFさんのビジョンは、国産自然素材の家づくりを通して、自然と共生する安心な暮らしを提案し、山と多様な生き物を守ることを目指すというもの(と理解しました)。

写真の説明はありません。

木々に囲まれた木造平屋の建物や自炊棟、きれいに積み上げられた薪、ハンモックや屋外テーブル等々は、会社とは思えない開放感がありました。木陰の野外テーブルでパソコンに向かってお仕事中の方の織られ、この佇まい、そのあり方がビジョンを体現していました。

、「FEF 小きな地球 循環の家」というテキストの画像のようです

モデルハウス「循環の家」では家づくりのコンセプトを伺いました。自然素材の循環型省エネハウスの研究が重ねられ、現在は断熱材が羊毛から特殊な木質チップへと進化を続けているというお話が印象的でした。

写真の説明はありません。

突然の訪問に対応してくださった桑原さん、小峰さん、ありがとうございました。

自由学園は、学校自体を一つのよりよい社会のモデルにしたいというビジョンを持っていますが、素晴らしい実践から大きな刺激をいただきました。

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