学部2年生は体操の講義で「幼児期の運動発達と遊びの重要性」について学びました。
初めの2回では幼児の運動発達がどのように進むのかを理解し、さらに大事にしたい動きの要素についても学びました。
また、その動きの要素が入った遊びを実際に自分たちも遊んでみました。
そして、年齢にあった難しさや、動きの要素をどのように取り入れるかを6つのグループに分かれて遊びを考え、
最後の4回目の講義に実際に幼児生活団の6才組の皆さんに来ていただき、考えた6つの遊び場で遊んでもらいました。
自分たちが考えた遊び場で思った通りに遊べたと感じたところや、反対に、実際に子どもが遊んでみると違った動きが出てきたことや子ども同士が教え合っている様子を発見したりと、楽しくも気づきの多い時間となりました。
これまで生涯発達論の講義で幼児の発達について学び、さらに生活団やこっこ広場での実習がありましたが、コロナ対策のために実習ができなかったこともあり、実際に子ども達と過ごせたのはとても貴重な時間でした。
また学生からは学園の一貫教育を活かして、このような交流できる時間を定期的に取りたいというような希望も聞かれたりと、発達についての理解以上に、人と人との繋がりの良さを感じる時間にもなりました。
文・写真:酒本絵梨子(最高学部教員)