去る11月23日(土),最高学部の生活経営研究実習:庭園・自然環境:樹木グループの1年生は去年に引き続き,武蔵野友の会子ども研究グループ主催の自由学園自然観察会のお手伝いをしました.
観察会の内容は,小学生とその保護者・友の会の方々を樹木グループの学生が,校内の樹木を中心としてグループに分かれて案内するものです.半月前に実際にルートに沿って歩き,どの樹木を説明するのがよいのか検討し,それぞれが調べた事を共有して,子ども達に分かり易く説明するために写真や地図を用意して準備をしました.
当日は残念ながら雨の降る寒い一日となりましたが、小学生と保護者に加え,幼児連れのご家族,友の会の方を含め約30名が来校されました.観察中は子ども達が疑問に思ったことを質問してくれたり、落ちているドングリや実などを拾ってくれたりと積極的に参加してくれました。観察会後の振り返りの時間では、子ども達から「自分の知らなかった木の名前を知ることができた」「ダイオウショウの松葉が大きくてびっくりした」等の感想が聞けました。保護者の方からも「昨年も参加したが,雨の学園はまた全く違った趣があった」などの感想がありました.案内をした学生としては、今回の観察会の案内をして改めて学園の樹木を振り返る良いきっかけになりました。
文:藤田明日香(学部1年)
写真提供:武蔵野友の会こども研究グループ