日本水環境学会年会で発表しました/研究・実習 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

日本水環境学会年会で発表しました/研究・実習 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

研究・実習

日本水環境学会年会で発表しました

2022年3月18日

3月18日にオンラインで開催された第56回日本水環境学会年会で、最高学部・大同大学の研究グループを代表して教員の吉川が口頭発表しました。タイトルは「複数の水道水源を併用する施設における給水栓の効率的な配水系統判定手法の開発と応用」です。
本研究では電気伝導率という水質の指標(溶存イオンの多寡を示す)を用いて,水道水栓(蛇口)に供給されている水源の別を判定する手法を,実践的に開発・提案しました.詳しくはこちらをご覧ください。

 

発表で用いたスライド

 

今回の発表では、開発した手法の現場への応用として学園食糧部と共同で取り組んだ、南沢キャンパス内の9つの厨房(台所)における配水系統の識別(再確認)を通じた手法の有効性の確認について示しました。学園の厨房は一部を除き水道の配水系統が二重化しており、このことは一方の水源が断水するなどの非常時には特に有効で、学園のBCP(事業継続計画)にも資するものです。研究過程で見つかった要改善箇所については早速作業を進めています。

 

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文・写真:吉川 慎平(最高学部教員・環境文化創造センター研究員)

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