6月24日、25日に北海道大学札幌キャンパスで開催された土木学会の第43回土木史研究発表会で、学部教員の吉川が「矢作川・明治用水頭首工漏洩事故に伴い確認された旧頭首工遺構の残存状況と河道特性」と題して25分間口頭発表しました。また講演論文が『土木史研究Vol.43』に掲載されました。

内容はタイトルの通り、2022年5月に愛知県を流れる矢作川中流の明治用水頭首工の漏水事故により、湛水区間が抜水されたことに伴い水中から姿を現した旧頭首工遺構の残城状況等についての調査結果を取りまとめたものです。吉川は矢作川において2014年から流域管理に関わる調査・研究を展開しています。


4年ぶりの対面での開催となり、エクスカーションへの参加や会場での交流など有意義な機会になりました。
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(2022/6/18)学部教員が土木史研究発表会で口頭発表をしました
土木学会 土木史委員会
文・写真:吉川 慎平(最高学部教員・環境文化創造センター長)