【気象観測室】6月の梅雨と台風の影響により記録的豪雨に/研究・実習 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

【気象観測室】6月の梅雨と台風の影響により記録的豪雨に/研究・実習 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

研究・実習

【気象観測室】6月の梅雨と台風の影響により記録的豪雨に

2023年7月9日

6月は関東甲信地方が8日ごろから梅雨入りし、天気が不安定な日々が続きました。

2日から3日にかけては台風2号が関東地方にも接近し、梅雨前線と合わさって各地で記録的な豪雨を観測し、自由学園南沢キャンパス屋上露場でも281.5ミリ(2023年6月2日 0:30〜 6月3日 9:40)の雨量を観測しました。この台風の影響により、降水量の減少による地下水位の低下で2月中旬から枯れていた、湧水河川である立野川の流水が約3ヶ月半ぶりに回復しました。また、台風の直後は立野川の水位もかなり上がり、新天地内の橋のすぐ下あたりまで水位が上がっていることが確認できました。

6月は30℃を超える気温の日も多く、30℃超えの真夏日の合計8日間でした。29日には学園内で6月の最高気温34.6℃(2023年6月29日 14:20)を記録しました。

これから梅雨が明けて、さらに暑い日が続くと思われますが、暑さに負けず引き続き気象観測を行っていきたいと思います。

 

豪雨により増水した立野川(6月3日)

 

豪雨により地下水位が地表面付近まで上昇した新天地の浅井戸(6月3日)

 

文:丸原 歩(最高学部2年・気象観測室)・写真:山田 周太郎(最高学部2年・気象観測室)

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