地球市民教育フォーラムで子どもについて学ぶ/教養・専門 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

地球市民教育フォーラムで子どもについて学ぶ/教養・専門 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

教養・専門

地球市民教育フォーラムで子どもについて学ぶ

2017年5月14日

最高学部では地球市民教育フォーラムの一部を必修授業として1年生から4年生までが聴講する.社会の抱える課題を見据え,よい社会を創り出すということはどういうことかをそれぞれが考える機会としている.

4月15日(土)は幼児教育・保育学の大豆生田啓友先生(玉川大学大学院教育学研究科教授)のお話「乳幼児と共にある私たちの希望―子どもを人間として見ること」を伺った.最高学部生は全員が1年次に生涯発達論の講義を履修し,幼年期と高齢期の人生について学ぶ.それぞれ幼児生活団や高齢者ホームでの実習も行う.今回の特別講義でより学びは深まったことであろう.

地球市民教育フォーラムで子どもについて学ぶ

フォーラムの様子,檀上は大豆生田先生

以下に学生の感想の一部を紹介する.

・手のかかる子どもでも大人が見方を変えるだけでよい方向に変わることが分かった(1年女子)
・地域のなかに子どもが育つ環境が必要(3年男子)
・子どもがさまざまな遊びを自分で考えられるような社会にしたい(1年女子)
・「子ども」「母親」「家族」の3つの言葉とその関係性について考える時間を与えていただいた(4年女子)
・子どもに対してどれだけ人間としての尊重の気持ちをもてるかだと思う(4年男子)
・これまで子どもは幼稚園で遊んでいると思っていたが,今日の話を聞いて,子どもは必死で生活しているのだなと感じた(1年女子)
・児童教育に対する見方が変わった(1年男子)
・子育てに対する考え方が時代とともにどのように変わったかよく分かった(4年男子)
・子どもにとっての「遊ぶ」ことの意味,子どもの遊ぶ環境が減っていることが分かった(3年男子)
・今日の話はこれからの私の人生でとても必要だ話だった(4年女子)

文:遠藤敏喜(学部教員)
写真:田中悠貴(学部2年)

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