3年生の本間優大くんが,学外研修制度を利用して,ポーランドの北部スウプスクにあるポメラニアン大学に短期留学しました.自由学園最高学部とポメラニアン大学は昨年12月に協定を結び,本間くんはその第1号留学生です.今回の留学における授業料と寮費などはポメラニアン大学から給付されました.以下に,昼食時に学部生に対して本間くんが行った研修報告を,本人の承諾のもと,紹介します.
学外研修報告
留学期間は11月23日から12月30日まででした.大学寮で生活し,音楽学部と英語学部の講義へ参加しました.講義を受けるだけでなく,私も日本文化やキリスト教についてのプレゼンテーションを4回ほど行いました.

日本についてプレゼンする本間くん

コーラスに加わる
夏休みにも個人的にポーランドに行ったので,1年間で2度もポーランドに行くことができました.これは夢にも思わなかったことです.ポーランドでは,私自身が日本人であることを実感しました.とくに道端のいたるところに立っている十字架やマリア像から,宗教感の違いを感じました.

日本文化の紹介

大学寮にて
夏にはアウシュビッツやチェンストホーヴァなど歴史的・文化的に価値のある史跡を訪れ,今回は日常生活を体験し,ポーランドを知りたいという気持ちはさらに高まりました.もともと卒業研究のテーマ探しから始まったことでしたが,収穫は大きいものでした.
今回の留学にあたっては国際化センターの矢野恭弘先生とポメラニアン大学のモニカ先生にたいへんお世話になりました.この場をお借りして感謝申し上げます.

モニカ先生と
紹介文:遠藤敏喜(学部教員)
写真提供:本間優大(学部3年)