東久留米市商工会の事業に参加/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

東久留米市商工会の事業に参加/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

東久留米市商工会の事業に参加

2006年11月9日

東久留米市商工会の事業に参加10月26日の朝日新聞(むさしの版)で、本学の3年生が東久留米市商工会のパンフレット作成に携わったことが紹介された。


学生は、小野真由美さん、栗原宏明くん、山口梓さんである。3人は6月より、東久留米市商工会「くるめ逸品委員会」に、地域内学生として参加している。この委員会は商工会関係者、東久留米市職員、学識経験者、地域内学生の計8人により構成され、地域経済の活性化のため「くるめ逸品の販路開拓と特産品開発」事業を推進する目的で設置されている。
3人の学部生はそれぞれ、地域経済の循環、マーケティング、地方行政の分野に関心があったことから参加を希望し、月1回の会議で、東久留米市内で販売される商品のPR方法、また消費拡大による地域活力の回復などについて意見を交わしている。
今年度、東久留米市商工会で進められている事業は主に3つあり、そのひとつである「地域内経済循環とコラボレーション」というテーマのもと、特産品開発を目指し自由学園食事部研究グループと地元の製粉所が、クッキーの商品開発を共同で行っている。商品化されたクッキーは商工会を通し販売される予定である。
これまでに市内の商店へ逸品の募集を呼びかけ、商工会チラシデザインの選定、クッキーの商品名考案などを行ってきた。そのなかで学部生も力を出すことができている。委員会は来年の3月に検証報告される商店の売れ行き結果に対し、さまざまなアイデアを出し合い、さらなる事業の推進を図っている。
小野さんの言葉
東久留米市商工会の事業に参加することにより、地域社会と学問への関心が深まり、地域社会で営まれる消費経済の難しさと未熟ながらも自らの問題として向き合うことができた。地域の方々とのかかわりに感謝しつつ、毎月の委員会を楽しみにしている。
東久留米市商工会(続報)
朝日新聞11月9日朝刊より

学部教師 遠藤敏喜

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