学部1年 那須農場で修養会を行う/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

学部1年 那須農場で修養会を行う/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

学部1年 那須農場で修養会を行う

2008年4月30日

学部1年那須農場で修養会4月27日(日)から29日(火)まで最高学部1年生は那須農場にて修養会を行ってきました。今回の修養会のスローガンは「異文化コミュニケーション」。これは、私たちが高等科まで、同じ敷地内とはいえ男子部・女子部という異なった形式の生活を行ってきたことによります。その壁を今回の修養会で取り払うことができるよう、互いに積極的にコミュニケーションをとることを目標に生活してきました。


主なプログラムとしては、初日に学園長矢野恭弘先生と『雑司ヶ谷短信』の読書を行いました。また、2日目には、鈴木春男先生から社会学の講義の一環としてKJ法を習い、8班に分かれて「学部生活をいかに送るか」と「自由学園に期待される卒業生像」についてディスカッションをして仮説をたて、最終日にその報告を聞きあいました。また、農場近くにある学園所有の水田で田植えを行ないました。これは現在自由学園全体で進められている「食の学び」プロジェクト活動の一環です。
私たち修養会リーダーの4名は、みながうまく「なじむ」ことができることに、何よりも気を配りました。バスの座席や食事のテーブル配置を工夫したり、クイズに答えてポイントをかせぐ農場内スタンプラリー形式のゲームを企画したりしました。学部進学そうそうからから2週間近く準備をしてきましたが、修養会を終えて振り返ると、入学当初は二分化されていたように思われたクラスの雰囲気が行きと帰りのバスの様子を比べて一目でわかるほど変わったように思います。これから卒業までの期間は長いですが、クラスがもっと仲良くなれると確信しています。今回の修養会がその魁となったこと、そして修養会の運営にかかわれたことを私たちは嬉しく思っています。
  学部1年那須農場で修養会   学部1年那須農場で修養会
   KJ法による班ごとのディスカッションとその報告の様子
  学部1年那須農場で修養会   学部1年那須農場で修養会
   田植えの様子

文:荒井菜奈央・桂直之・渚大地・堀田真利子(学部1年)
写真:菊池博和(学部1年)・遠藤敏喜(学部教師)

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