人間形成と教育 数理モデルとインターフェース 合同ゼミ/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

人間形成と教育 数理モデルとインターフェース 合同ゼミ/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

人間形成と教育 数理モデルとインターフェース 合同ゼミ

2009年2月21日

人間形成と教育 数理モデルとインターフェース 合同ゼミ2月20日(金)の午後2時から5時まで、「人間形成と教育合同ゼミ」と「数理モデルとインターフェース」の合同ゼミが開かれた(共に4年課程3年生による)。
報告では、各ゼミのメンバーが卒業論文で取り組もうと考えているテーマについて、これまでに学んできたこと(明らかになったこと)、今後の予定・展望などが発表された。


今回、「数理モデルとインターフェース」のメンバーが取り組もうとしているテーマが「教育」と関連性の深いものであったという点が、合同ゼミを開催するきっかけとなった。そのため、合同ゼミを通じて各ゼミ同士の意見や情報を交換し合うことによって、お互いの理解を深め合うのが目的であった。
各報告が終了した後に、会場にいる人全員で質疑応答およびフリーディスカッションが行われた。その中では、報告の内容やパワーポイントの改善点について指摘する意見のほかに、各研究分野の専門的な知識に関する質問も多く出された。またこのフリーディスカッションを通して、各研究テーマに対する思いや研究の方向性・目的などについて、改めて報告者自身が振り返る機会となったと感じている。
「教育」と「数理」という珍しい組み合わせに驚く人も多くいた今回の合同ゼミであったが、報告を通じて「数理」と「教育」というテーマの間にある繋がりが見えたような気がした。おそらく、「教育・数理」という組み合わせだけでなく、他のゼミともコミュニケーションをとることによって、さらに新しい「繋がり」が見えてくるのではないかと思う。
お互いの研究テーマについて知り、情報を交換することによって、今後研究を進めていく上での良い刺激になった。卒業研究へ本格的に取り組み始めるまで、残された時間を有効に使いながら、今回の経験も活かして良い準備をしていけたら良いと感じている。
人間形成と教育 数理モデルとインターフェース 合同ゼミ 人間形成と教育 数理モデルとインターフェース 合同ゼミ
報告されたテーマ
※仮題を含む
「数理モデルとインターフェース」
・心理ケア「タッピングタッチ」の効果測定
・教育システムのモデリング
・学生の人間関係ネットワーク~描画と解析~
・サッカー・プレーの合理的な判断
「人間形成と教育」
・子どもを受容することの重要性
・「継続する意味」を見出すことの意義~学校における部活動を通して~
・組織キャンプが子どもに及ぼす影響
・一時保育から考察する保育の影響力~子どもに寄り添う保育とは~
・サッカー指導における「声掛け」の重要性

文:山本虎太郎(学部3年) 写真:遠藤敏喜(学部教師)

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