11月6日から8日にかけて3年生は公開で合同ゼミを開催した。初日は「人間形成と教育」「数理モデルとインターフェイス」が発表し、2日目は「自然の理解と創造」「世界と日本の文化」が発表し、最終日は「ライフスタイル」「環境と経済・社会」が発表した。

初日のディスカッションの様子
公開合同ゼミは3年生が互いの研究を知り合うために開催している。例年は、4年次に行う卒業研究報告会の練習の意味合いが強かったが、今年は3年生が自身の研究をより深める機会となるよう心がけた。ゼミを越えてさまざまな分野の先生方から、そして4年生や1~2年生からも意見をいただき、討論し、ディスカッションを行うことで研究を深めることができた。ディスカッションは新しい試みであったため、最初からうまくいったわけではなかったが、初日より2日目、2日目より3日目と徐々によいディスカッションができるようになり、活発に意見が交わされるようになった。

開会の挨拶をするリーダーの2人
それぞれが個性的な研究をしていて、互いに刺激しあい、今後の発展の可能性を感じた。今回はゼミごとで発表を行ったが、いつの日かゼミの枠組みをも越えた研究発表を行うことができたらよいと感じた。
文:髙橋由佳(学部3年)