今年の自然誌・環境グループ(最高学部学園特別実習)主催「2015春の自然観察会」は、5月1日に行われた。自然観察会は春と秋の年2回行い、学園内に生育している野生植物を一般の方に見ていただいている。今回は例年よりも多く、100名以上の方が参加してくださった。

(左)ハンカチノキ (中)ウマノアシガタ (右)若葉の事務室前
当日は夏日で、青々とした植物を観察することができた。初夏の花がみられ、ホタルカズラは満開であった。またハンカチの樹は白い苞が落ち始めていた。参加者の方々は、まず学園正門近くのハンカチの樹のところで、風にのって枝から落ちる白い苞を見てから受付をされた。

(左)学部食堂 (中)集まりと学生自己紹介 (右)記念講堂池

(左)ジシバリ (中)ホタルカズラ (右)コバノタツナミ
学生は参加してくださった方々をご案内するという役目であったが、逆に植物の名前や特徴など教えていただくことが多くあった。 観察自体は1時間ととても短い時間であり、すべての植物を見ていただくことは出来なかったが、楽しい時間を過ごすことができた。

(左)初等部前 (中)けやき坂 (右)図書館前
私たち学生はこれからも学園内の自然の移り変わりのなかで、観察や記録・手入れをしていきたいと思う。
文:黒沼菜奈(学部2年)
写真:自然誌・環境グループ