3・4年生のゼミナール「自然の理解と創造」は,自然科学を基盤としつつ,動植物,人間,自然,環境を構成する各領域とその相互作用を理解することを主眼とします.
今年の4年生2人は,以下のテーマに取り組んでいます(第2回卒業研究中間報告会予稿集より抜粋,一部改定).
1.利根川水系桜川について
関東平野の霞ヶ浦に流入する河川である利根川水系桜川を観察・調査しています.子どものころから親しんだこの河川を水に親しめるようにしたいという思いが研究動機です.フィールド調査のみならず,ヒアリング調査,文献調査も進め,自然環境と人々との関わりについても考察しています.

参加した臨湖実習で環境DNA分析(魚類)をしているところ
2.スポーツにおけるスタティックストレッチ
ストレッチの手法は多数存在しますが,誰もが手軽に行えるスタティックストレッチに着目し,その種類と効果を調査しています.最終的には怪我予防や筋パワー向上に資するストレッチを提案しようとしています.
テーマ別グループ研究:環境と経済・社会
テーマ別グループ研究:数理モデルとインターフェイス
文:遠藤敏喜(学部教員)