10月11日,最高学部の秋期開講に合わせて,学生の登校と対面講義が再開されました.これに先立ち7月20日の夏季休暇前(1学期)の終業式以降閉鎖していた最高学部寮が8日から開寮し,10日に帰寮式が行われました.最高学部は9月14日の夏季休暇後(2学期)の始業式以降、緊急事態宣言の延長や医療体制の逼迫を受け,1ヶ月に渡り寮の閉鎖継続とオンライン講義としていました.

開寮・登校再開に向けては,直前に最高学部生全全体討議と各クラスの時間での懇談、男女合同寮生会議を開催し,学生主体で今後の生活について話し合いの場が持たれました.また9日には皆が気持ちよく登校を再開できるよう,学生委員会の呼びかけで食堂や各教室の清掃,消毒スプレーなどが準備されました.


11日は南沢でも10月としては異例の夏日(最高気温28.8℃)を記録しました.換気のために開け放たられた窓からは時より秋の涼しい風が吹き込む中、秋期初日の講義が進められました.昼食では約1ヶ月遅れでミセス羽仁の誕生日を祝う赤飯が食卓に供されました.

今後も基本的な感染対策と健康管理に全員で努めて行きます.
文・写真:吉川 慎平(最高学部教員)