自主研究「RO農法への挑戦」活動報告:那須農場での綿刈り取りとライ麦の種まき/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

自主研究「RO農法への挑戦」活動報告:那須農場での綿刈り取りとライ麦の種まき/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

自主研究「RO農法への挑戦」活動報告:那須農場での綿刈り取りとライ麦の種まき

2022年10月28日

私たち自主研究「RO農法への挑戦」グループは10月22日(土)、23日(日)に那須農場で活動を行いました。今回は最高学部1年5名、男子部生徒2名、教員2名、立教大学4年生の方1名の計10名が参加しました。

行った作業としては主に3つあります。

一つ目は綿の刈り取りです。前回10月2日に那須農場へ行ったときに収穫できた綿はわずか三つでしたが、結実しているものはいくつかありました。今回はそれが弾けていれば収穫する予定でした。しかし、気温が下がってきていたこともあり収穫できるものはありませんでした。そこで、前回同様結実しているものはありましたが、このまま置いておいても弾ける見込みはないと考え全て刈り取りました。

二つ目は通路の草刈りです。私たちがお借りしている畑の西側には南沢会の畑があります。二つの畑の間にもう一つ畑を作りたいと考え草刈りをしました。しかし、草を刈ってみると地面が凸凹している所や狭くなっている所があった為、畑として使うのは保留としました。1aの広さはとることが出来ないのでちょっとした比較対象の畑として使う方向で考えています。

三つ目は畑の拡張とライ麦の種まきです。上に書いたように南沢会との間の通路に畑を増やす予定でしたが難しかったため、今ある4つの畑の北側奥の部分の草刈りをして、もう一つ1aの畑を作りました。新しい畑にはライ麦の「ダッシュ」という品種の種をまきました。この品種は前回まいた「クリーン」に比べて成長速度が速いです。そのため時期に差をつけてまきました。

 

北側奥の部分の草刈りをして畑をつくる

 

今回は前回まいたライ麦の種の発芽を確認することが出来ました。和綿の時と違い、発芽率がとても良かったです。うまくいかないことが多い中、希望の光が見えた気がして嬉しく思いました。那須農場での活動としてはしばらく時間が空くため、それぞれが今年の反省点や改善点を思い出し、来年どうしたらよいのか考えて次のステップに進んでいきたいと思います。

 

朝日に照らされたライ麦畑

 

前回「すじまき」をした部分

 

前回「千鳥まき」をした部分

 

前回「ばらまき」をした部分

 

文:眞鍋志麻(最高学部1年)・写真:最高学部1年

 

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