ネパールワークキャンプ活動報告(3)/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

ネパールワークキャンプ活動報告(3)/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

ネパールワークキャンプ活動報告(3)

2023年8月25日

8月23日
カスト チャ? 今日は別の植林地を見てきましたよ!6人乗りの車を手配してもらってジャレスワールというところに着くと、水田にサギが何羽もいて、それはそれはのどかな場所だと思いました。あたりでは牛が草を食んでいて、時折、「ンモー」と鳴いています。そこでカワセミのような青くて綺麗な鳥を見ました。なかなか見られない鳥なのでとても興奮しました。

ジャレスワール(植林地)付近にて

 

ガネッシュタウンの大きなチョータラの木(菩提樹)を見に行くと、その木を囲むように108つの油を注ぐ台がありました。なにかのお祭りの時に火をつけるそうです。

ガネッシュタウンのチョータラの木(菩提樹)

  

さて、そこから少し先のところにあるスウェットガネッシュという学校に来ると、先生方の古くからの知り合いのマヤ先生にお会いして、学校に招き入れていただきました。急に訪ねたので、とても驚かれました。
教師室に入り座って待っていると次々に先生がいらして、皆さんとても懐かしそうにお話されていきました。そして、インドラ校長先生が入ってくるとびっくり。赤ちゃんを抱きながら「ナマスカール!」と言われました。3人目の赤ちゃんで男の子だそうです(上の子は女の子たちのよう)。
カロチヤ(黒=ミルクなしチヤ)をいただきながら、インドラ先生とお話をして、そのうちになんだか本を1冊いただきました。なんと、その本に1枚、先生3人の写真が載っていて、こちらも驚かされました。
学校を後にして下っていくと、サヌカジさんという別な学校の元校長先生が待っていました。夏井先生の古くからのご友人だそうで、なんとも楽しそうにお話されていました(ここでもまたチヤを飲みました)。

スウェットガネッシュ(学校)側の茶屋にて

 

サヌカジ先生にまた来年来ると話して、車に乗りこみ、お昼を食べにチェタナケンドラに戻りました。そのあとすぐにDFO(地区営林署)に向かいました。そこで小一時間ほど(またもや)チヤを飲みながら署長さんとお話をして、植林地の調査をする許可を得て、スンダルバスティへと車を走らせました。そこではクリシュナさんというこれもまた昔からの知り合いで植林地にとても詳しいおじいさんに会い、お家に招き入れていただきました。そこでもチヤをいただいて、お皿にたくさんのビスケットもいただきました。クリシュナさんはしきりに「ビスケットお食べ」と言っていました。私がそれを食べると、二カッと笑って嬉しそうにしていたのが印象的でした。
それからは車で山道を下ってチェタナケンドラに戻りました。食堂ではチェタナケンドラで働いている方の娘さんが勉強していて、「ナマステ」と挨拶すると少し恥ずかしそうに「ナマステ」と返してくれました。虫除けかなにかのために卵のパックに火をつけていました。 今日もとても濃い1日でした。また明日からが楽しみです。


文・写真 二宮 新(最高学部3年)

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