【開会式】
11月6日、コロナ禍で見送られてきたLA祭が秋晴れの下、2年ぶりに開催された。会場の記念講堂入口にはアート&クラフトの皆さんの力作であるLA祭の看板が学生を出迎え、講堂の壇上には「お花クラス」の皆さんのキャンパスに咲く秋の花々を使った作品が飾られ会場に色を添えていた。
LAリーダー石川さんの「2年ぶりにLA祭を実施することができて、とても嬉しいです。今のコロナ感染の状況下で、できるだけのことを考えて今日を迎えました。感染予防には気をつけながら楽しい時間になりますように」とのご挨拶の後、協力委員会恵良委員長の開会宣言で幕を開けた。
【選択クラス及び自由活動の紹介】
午前の部は選択クラスの講座の様子、自由活動の内容について各代表から順次紹介があった。持ち時間4分という限られた時間の中でも、スクリーンに映された映像を使いながらそれぞれの魅力や楽しさが伝わってくる内容だった。
会場にはいくつかの選択クラスの作品展示コーナーも設置され、休憩時間に皆さん興味深く見ていた。
【昼食】
用意して頂いたお弁当では「イタリアン」クラスの鶏の香草焼き、「酵母」クラスのさつまいものりんご酵母煮が供され舌鼓を打ち、昼食タイム後半には「うたうリバティー」の皆さんの歌唱、「オカリナクラス」の演奏で楽しませてくれた。
【家族対抗〇×クイズ】
午後の部は家族対抗〇×クイズで幕を開け、自由学園やLAにまつわる問題に家族全員で頭をひねって〇×で解答。正解が発表される度に歓声や拍手が巻き起こり家族が一体になったひと時だった。正解が同数の4家族、家族長によるじゃんけん決戦で3家族にクッキーの賞品が手渡された。集計の時間には、春さんの伴奏による渕さんのフルートの音色が場を和ませた。
【趣味の広場】
学生の皆さんの特技や趣味を披露して貰う企画。
冒頭は千葉千恵子さん、塩崎さんの「着物リメイクファッションショー」
作品の数々をLAのトップモデルの皆さんが見事に着こなし壇上から降りてウォーキング、会場が大いに盛り上がった。
二番手は納富さんと小西晶雄さんによる「マジックショー」
納富さんのマジックとミスター小西さんとのやり取りに笑いと拍手が飛び交った。
締めくくりは読み聞かせグループによる「大人の読み聞かせ」
壇上には大きな絵本が登場し、表情豊かな語り口に思わず「もちもちの木」のお話に聞き入った時間だった。
【あつまれ!みんなのハート】
開催前に配布したハート紙に皆さんの思い、願いを一言書いて貰い、アート&クラフトの皆さんがボードに貼りつけて完成した「あつまれ!みんなのハート」
近藤なをみさんと千葉千恵子さんがお披露目して、命名のいわれや作品に込めた思いを語ってくれた。
【じゃんけん大会】
LA祭の最後は参加者全員による「じゃんけん大会」
司会の内田さんとの勝負に見事勝ち残った5名の皆さんが壇上で決戦。3名の強運の持ち主は賞品のおせんべいをゲットした。
【閉会式】
石川リーダーより、今回のLA祭に関して協力委員や学生相互の協力のおかげで、楽しい
時間が持て、大成功であったことへの感謝の言葉があり、協力委員会の恵良委員長の
「日頃バラバラに行動している学生たちが、目標に向かって、”ここぞ!” という時に、皆で力を出し合うことができるLA生の実力と底力を感じた。性別・年齢・キャリアも様々な人が集まっている学校であり、正に市岡揚一郎氏が想いを込めたLA賛歌にある”人生の四季折々の輝き”を体現した一日だった。多くの皆さんに感謝をして2021年度のLA祭を閉会します。」という言葉を最後にLA祭は無事閉幕した。