コロナ感染数も落ち着き、予定通りにみんなの日を行うことができた。
澄み渡った青空の下、学生102名が元気に集まった。
礼拝の後の「忘れられない人々」は、小西晶雄さん。
大好きなミスター(長嶋茂雄さん)が忘れられない人。
小西さんは、昭和33年から大活躍した長嶋茂雄の大フアンで、数字は3が好き.大学も立教へ。さらに就職も後楽園球場に近い会社を選ぶ等筋金入り。その強い気持ちを周りも応援して下さるようになり、会社を代表して巨人軍の祝賀会等にも参加させてくれるなど幾度かミスターと直に会う機会もでき、言葉を交わせるようになった。その会話にミスターのファンサービスビスの精神、顧客満足をどう考えるかを教えられた。と”得意の‟ミスターのものまねをしながら話された。
今月の教養講座は、昨年に続く「チョウの眼から生き物を見る」のPart-2、総合研究大学院大学の蟻川謙太郎先生。
アゲハチョウの優れた色覚や複眼の構造に関する先生ご自身の研究の中で昆虫が形や色・動きをどう捉え何に使っているかについて、世界中で行われている研究の一端を交えて紹介された。生物学者が様々な課題をどう設定し、解き方を考え、実験を工夫して課題解決に辿り着く手順について映像を交えながら分かりやすくお話しされた。
このような生物学を研究することの意義は多様で、その生かし方は十人十色で良い。敢えて生物学の役割をひとつ挙げるなら、ごく身近な生物の多様性に眼と心を開くきっかけをつくることではないかと思っている。という講義だった。
日頃チョウを見てチョウの眼がどうなっているか考えたこともなく、ましてやチョウの眼から見た世界がどうなっているのか想像したこともなかったが、この講義は昆虫から見える世界を教えてくれた。
午後は、11月6日に迫ったLA祭の準備に時間を使った。LA祭が無事に開催できることを願いながら帰途についた。