15日（金）は、「災害対策について『伴に』考える研究会」の第17回定例会の講師としてお話をしてきた。今回の勉強会は、”地域の住民等の特徴を踏まえた社会支援システム構築”ということがテーマで、私は”学校・行政・自治会との連携を目指した地域防災”という内容で話題提供を行った。主には、今年6月に実施したアンケート調査の結果をベースとしたが、そこへこの学園町地域で想定される固有の災害課題をお示ししながら、その課題へ学校としてどのように関わって行こうとしているのかをお伝えしてきた。参加者の多くが都心にお住いの方々だったことから、当然地域の特性には違いがあり、そこから生じる被害も学園町でのそれとは異なるものであることは容易に想像できるが、今回お伝えしたことが少しでもお役に立てば幸いである。
16日（土）は、東村山市社会福祉協議会との協働事業で「青葉町地域懇談会」の講師を務めてきた。以前、防災についてお話しをしていただけないかというお申し出があり、私の方でもそれを数回の連続講座で行えないかと提案をしていたものが今回かたちになった。大きなテーマは「災害発生！どうなる青葉町」ということで、その第1回目を「災害時の青葉町について」という内容にまとめた。参加者は約40人ほどで、日程を土曜日の午前中に設定したことが良かったのか、女性の参加者も半数ほどあった。情報として、青葉町地域の地形や人口、災害上の課題といったことをお示しし、最後は個人備蓄などの災害対応の方法をお伝えするかたちで構成した。お配りした資料を参考に、参加された方々が具体的な行動を起こして下さることを心から期待している。次回は、避難所運営について知っていただくために、「避難所運営ゲーム（HUG）」を体験していただく予定にしている。
危機管理本部 蓑田圭二