27日（土）は、東村山市社会福祉センターを会場にして、東村山市内のボランティアグループへ向けた公開講座を実施し、28日（日）には、同じく東村山市富士見公民館を会場として、東村山市富士見町四丁目の自治会役員の方々に向けて講演を行ってきた。
ボランティアグループへの講座は、昨年から引き続き2回目の開催となり、今回は災害が発生した際に自分が”どうなる・どうすれば良いか”をテーマとしてお話しし、富士見町四丁目の皆さまへは、地震や豪雨に対して、お住まいの地域にはどういった脆弱性があるのかをお伝えしてきた。実は、富士見町での講座は、コロナ感染症の影響で1年半近く延期になっていたもので、世話役の皆さまとは開催の喜びも分かち合うことができた。
東村山市では、ここ数年で何度も講演を行う機会をいただいているが、依頼されるテーマが、徐々により身近な情報を知りたいというものに変わってきたように感じている。これまで私は、一貫して”我が事化”・”我が地域化”ということをキーワードにして、防災力向上の必要性を訴えてきた。昨今のこのような変化が、私からのこうした働きかけの結果であれば本当に幸いである。
今後も、東久留米市や東村山市での講演が予定されている。皆さまの防災活動を下支えできるように、良い準備を重ねてゆきたいと思う。
