自由学園創立後3年目にあたる1923(大正12)年9月1日、関東大震災が発生しました。
幸いにも生徒たちは無事で、校舎(現・自由学園明日館)にも大きな被害が出なかった自由学園では、9月から全校挙げて救援活動に取り組み、臨時小学校開設やふとん廉売、給食事業など、また東京連合婦人会(救援活動のために東京の婦人団体や女学校で結成)の一員として、東京市内にミルク配給、罹災者調査、ふとん配給などの活動を行いました。
今回、テレビ朝日が所蔵する記録映像の、被災者支援に取り組む女性たちの様子の中に、メアリー・ビアード(アメリカの歴史家、震災直後に夫・チャールズ・ビアードと共に来日)が映っていることが判明したことから、メアリ―・ビアードが顧問をつとめた東京連合婦人会の活動が番組で取り上げられました。
自由学園には救援活動関連の記録資料が多数残っており、今回、そこからいくつかの資料が紹介されています。
9月2日に放送された内容がインターネットで公開されています。
ANNニュースより(3分):
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000314047.html
ABEMA NEWSより(6分25秒):
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000314198.html