10月中旬から、デンマークのビャーケ・クリステンセン氏が育児休暇を取ってご家族皆で日本に来られ、1ヶ月滞在されました。ビャーケさんのお母様が自由学園の卒業生で、ご自身も初等部に在学され、物理学が専門で理化学研究所で研究もされました。現在はデンマークの製薬大手ノボノルディスク出資のLIFE財団で理科教育のカリキュラム開発に携わっておられます。これまでニールス・ボーア研究所、アレロッド高校に勤務され、学園のデンマーク研修では研究所見学や高校との交流などにご尽力くださいました。
今回は、女子部高2の理科授業、初等部アフタースクールでの理科実験、理科教師のワークショップのほか、「デンマークに行こう」と題し、デンマークの若者を取り巻く文化について3回にわたってお話しくださいました。
日本とデンマークの2ヵ国で初等教育、中・高等教育を経験されたビャーケさんは、「世界中若者は同じである」「人と人の交流には練習(直に触れ合うこと)が大切である」と話してくださいました。
来年にはデンマーク研修が再開し、デンマークでお会いできることを楽しみにお別れしました。
国際化センター 早野曜子