カンボジア研修報告 その2/国際センター お知らせ・近況 - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

カンボジア研修報告 その2/国際センター お知らせ・近況 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

国際センター お知らせ・近況

カンボジア研修報告 その2

2026年7月30日

7月26日

本日は、カンボジアの「過去」と「現在」を学ぶ、大変意義深い一日となりました。

午前から午後にかけて、昨年世界遺産に登録された、トゥールスレン博物館とキリング・フィールドを訪れました。ガイドさんの説明を聞きながら施設を見学し、ポル・ポト政権下で起きた悲劇や、その背景にある歴史について学びました。展示されている写真や虐殺の現場を前に、生徒たちは言葉少なに耳を傾け、一人ひとりが平和や命の尊さについて真剣に考える時間となりました。

その後、プノンペン郊外の児童福祉施設FLO(Future Light Organization)を訪問しました。FLOの子どもたちは温かい歓迎セレモニーで迎えてくれ、学園の生徒たちも相撲の実演をして応じました。最初は少し緊張していた生徒たちでしたが、言葉の壁を越えて一緒に遊び、笑い合ううちに自然と距離が縮まり、あちらこちらで笑顔があふれていました。ボール遊びや腕相撲、おしゃべりなどを通して、互いに名前を呼び合いながら過ごす姿がとても印象的でした。また、子どもたちと食事を共にしたことで、日常生活の一端にも触れることができました。限られた時間ではありましたが、「支援する・される」という関係ではなく、「同じ時間を過ごす友だち」として交流できたことは、生徒たちにとって何より大きな学びとなったようです。

悲しい歴史を学ぶことで平和の尊さを考え、子どもたちとの出会いを通して人とのつながりの温かさを感じる——その両方を経験したことで、生徒たち一人ひとりの心に新たな気づきや変化が生まれていることを感じます。

7月27日

本日は、午前中にプノンペン王立大学を訪問し、日本語を学ぶ学生の皆さんとの交流を行いました。

グループごとに分かれ、大学生活や趣味、日本とカンボジアの文化、将来の夢などについて会話を重ねました。最初は緊張した様子も見られましたが、時間が経つにつれて笑顔が増え、英語や日本語を交えながら積極的にコミュニケーションを取る姿が印象的でした。言葉が完璧に通じなくても、「伝えたい」「知りたい」という気持ちが交流を深めることを、生徒たちは実感できたようです。

午後はバスでカンポット州へ移動し、それぞれのホームステイ先のご家族と対面しました。初めて訪れる家庭で少し緊張した表情も見られましたが、温かく迎えてくださるご家族との出会いに、安心した様子へと変わっていきました。写真からも、それぞれの家庭の温かな雰囲気が伝わってきます。

今日は、ホテルではなく実際の家庭での生活です。食事や生活習慣、家族との会話など、観光では決して得られない貴重な経験が待っています。文化や価値観の違いを肌で感じながら、相手を尊重し、自ら積極的に関わることで、多くの学びを得てくれることを願っています。

7月28日

研修6日目は、ホームステイ先での温かい朝から始まりました。

短い滞在ではありましたが、生徒たちはそれぞれの家庭で食事や会話を共にし、カンボジアの暮らしを肌で感じる貴重な時間を過ごしました。別れの際には、涙ながらに抱き合う姿や、何度も手を振り合う姿も見られ、言葉を超えた深い交流が生まれていたことが伝わってきました。

その後は、地元の小学校を訪問し、交流活動を行いました。折り紙やゲームなどを通して、子どもたちと笑顔あふれる時間を過ごしました。最初は緊張していた生徒たちも、子どもたちの積極的な姿勢に後押しされ、自然と会話や遊びの輪が広がっていきました。活動の最後には名残を惜しみながら別れを告げる様子も見られ、人と人とのつながりの大切さを実感する機会となりました。

午後は、カンボジア南部のリゾート地・ケップへ移動しました。当初予定していたラビットアイランドへの船は、雨天と高波のため、安全を最優先に考え中止となりました。残念ではありましたが、地元の海鮮市場を訪れ、新鮮な魚介類を食べ歩きしながら、地域ならではの食文化を楽しみました。その後は海辺を散策し、雨上がりの穏やかな景色の中で仲間との時間をゆったりと過ごしました。このあと、生徒たちはカンボジアでの最後のディナーに向かいます。研修が始まってからの一週間を振り返りながら、仲間や現地で出会った方々との思い出を語り合う、特別な夕食になることでしょう。

明日は、いよいよカンボジアで過ごす最後の一日です。これまでの学びや出会いを振り返り、一つひとつの時間を大切にしながら、この研修を締めくくってほしいと願っています。

7月30日 無事帰国しました。

カテゴリー

月別アーカイブ