男子部教師の更科幸一が、3月25日、NHKテレビの番組「あさイチ」に出演してご紹介したタッピングタッチ(シンプルで統合的な心理的ケア技法)は、震災時の心のケアとして活用できるため、学内外で生徒・学生とさまざまな取り組みを始めています。
4月3日(日)には、今私たちにできる被災者支援の一環として、下記のような催しを自由学園で行い、近隣の方など60名が参加されました。
「タッピング・タッチをご一緒に」 午後1時より
講師:中川一郎(タッピングタッチ協会・ホリスティック心理教育研究所所長)
更科幸一(自由学園教師)
スタッフとして最高学部生9名に卒業生1名
参加者からは「一緒にいてくれるのが嬉しい」「お互いに思いやること」「つらいことを忘れられる方法だと思った」などの感想が寄せられました。
この会の様子が、4月13日(水)の朝日新聞朝刊(19面)で紹介されました。
「やさしく触れて安心」-被災地でタッピング・タッチ-というタイトルで、中川一郎氏のお話と共に、更科教諭の「家族や友達同士でも、触れ合うことが少なくなっているので、被災地以外でもぜひ試してみてください。心が穏やかになり、その場も和みます。」とのコメントが掲載されました。
避難所で更科先生や最高学部の学生たちが、活動に活かしています。今後も自由学園による救援活動の中で、多くの方々との交流や支援に役立つことが期待されています。