自由学園創立９０周年記念事業の一環である園内雨水対策の第１期工事が終了した。
正門より園内を臨む
第１期工事では主として近年の突発的な集中豪雨による、けやき坂・もみじ坂を流れ下る大量の雨水が大芝生に流れ込こと、坂道を削り取ることを防ぐことを目的として、正門から初等部・けやき坂・大芝生・もみじ坂・男子部に至る一周路と大芝生・テニスコート間から生活創作館に至る道に排水枡の設置・配水管の埋設・路面舗装工事を行った。路面舗装は将来の埋設工事やメンテナンスを考慮してインターロッキングブロック舗装とした。
テニスコート側より初等部側を臨む※白く見えるのは目地を埋めるための砂
先日の台風の際も、工事中ではあったが路面のぬかるみや道が河道化することなく排水工事の効果が確認された。今後は立野川経由で学園に流れ込む大量の雨水を大芝生を冠水させることなく下流へ放流するための第２期工事に取りかかる予定である。
なお、園路が舗装されても、これまで通り許可車以外の車両の乗り入れはできませんのでご了承ください。