クリスマス礼拝と音楽会に集う/近況 - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

クリスマス礼拝と音楽会に集う/近況 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

近況

クリスマス礼拝と音楽会に集う

2012年12月19日

聖書を読む各部生徒・学生の委員長

12月19日の朝、広瀬薫牧師(日本同盟基督教団総主事、東京キリスト教学園理事長)にいらしていただき、女子部・男子部(中等科・高等科)の生徒、最高学部学生、教職員が記念講堂に集い、クリスマス礼拝をいたしました。
えらんでくださった讃美歌を全員で歌い、生徒学生の代表として各部委員長が聖書を読んだ後、広瀬牧師がお話をして下さいました。

讃美歌 121番
聖  書 ヨハネ伝第1章 1節~13節
祈祷
讃美歌 112番

お話をされる広瀬薫牧師

広瀬牧師は、この世には様々な天災や人災がおこる。また人と人との間では、批判したり、排除したり、格差があったりと、つらいこと、悲しいこと、苦しいことがある。そのような闇があるが、どんなに暗くても闇の中に光がある。そこに必ず光が来るのだという肯定的な生き方を教えてくれるのが、キリスト生誕でありクリスマスであると話された。
そもそも神の作られたもの皆が、本来あるべき姿で活かされることを喜ぶというのがキリスト教である。しかし、人の中に争いなど、本来でない姿がある時に、闇の中の光に気が付かず闇のままの人もいる。
自由学園の創立者の羽仁もと子は、関東大震災、そして東北の大飢饉、昭和の大恐慌と続く、今とどこか共通することの多い、つらいことの多い時代にあって、大震災の救援活動、東北セッツルメント、北京生活学校の創設などを実行した。互いに相助け合い、人が皆、本来あるべき姿で活かされる神の国をこの地上に作りたいという願いがあった。生徒の皆さんには羽仁もと子の著作をよく読んで頂きたい。そして正しい教えをしっかりと身に着ける。「生活即教育」を実践し、正しい熱意を持つ人となってほしい。ビジョン、パッション、ミッション―羽仁もと子が言った「思想しつつ生活しつつ祈りつつ」―を学び、何にも流されない「自由」をかかげて生きる土台を築いていってほしいと語られました。
最後に讃美歌の112番を歌って礼拝を終わりました。

同日にクリスマス音楽会が開かれました。父母もいらっしゃり、各部コーラス、吹奏楽、オーケストラの演奏を聞きあいました。

最後に高等科以上の全員で歌う

ヘンデル作曲『メサイヤ』より「ハレルヤコーラス」

 

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