自由学園と創立者を同じくする月刊誌『婦人之友』は、今年創刊110周年を迎えました。
このたび記念として、以下の展覧会が開催されています。どうぞ皆様お越し下さい。
『婦人之友』創刊110周年記念
〈婦人之友表紙と子供之友〉原画展 「色彩のパレード」
―明治から平成まで180点―
日 時 2013年5月21日（火）～26日（日）
会 場 自由学園明日館 東京都豊島区西池袋2－31－3 アクセス
入場料 一般 700円 大学・高校生 300円 （中学生以下無料）
■展示画家
『婦人之友』表紙画
平福百穂 山本鼎 安井曾太郎 小村雪岱 藤田嗣治 川端龍子 松岡映丘
鏑木清方 堂本印象 安田靫彦 奥村土牛 小野竹喬 小倉遊亀 熊谷守一
東山魁夷 上村松篁 片岡球子 島田章三 大沢昌助 柚木沙弥郎 佐野ぬい 瀬本容子 ほか
『子供之友』原画
北澤楽天 竹久夢二 岡落葉 村山知義 武井武雄
岡本帰一 河目悌二 深沢省三 深沢紅子 ほか
展覧会の詳細は、婦人之友社のホームページをご覧下さい。
■5月22日（水）に、皇后様が自由学園明日館にお越しくださり、上記原画展をご覧になられました。婦人之友社の関係団体として、自由学園としても大変光栄なことでございます。
皇后様が原画展をご覧になられたことは、多数の新聞社が報道しました。
以下にインターネット上で配信されている記事の中から、ご紹介いたします。
朝日新聞
毎日新聞
産経新聞
京都新聞
他多数
■『婦人之友』と自由学園、そして全国友の会
1903年（明治36年）4月3日、羽仁もと子・吉一の新婚家庭から生まれた『婦人之友』は、家庭生活を重んじ、社会へ働きかける姿勢に共鳴する多くの読者に支えられ、110年を歩んできました。
1921年（大正10年）に自由学園が創立された時の最初の生徒のほとんどは、熱心な『婦人之友』読者の家庭から集まりました。自由学園は今年創立93年目を歩んでいます。
1930年（昭和5年）には、羽仁もと子を中心に、『婦人之友』の愛読者の集まり「全国友の会」が発足し、現在は全国各地と海外に１８６の友の会があり、活動しています。
上記の3団体はつながりを持っており、東日本大震災への支援活動も、3団体で協力して実施しています。
今回の展覧会では、自由学園最高学部生が、警備などの手伝いをいたします。