報告会紹介:人間形成と教育ゼミとライフスタイルゼミ/研究・実習 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

報告会紹介:人間形成と教育ゼミとライフスタイルゼミ/研究・実習 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

研究・実習

報告会紹介:人間形成と教育ゼミとライフスタイルゼミ

2017年2月28日

3月4日(土)の卒業研究報告会で,人間形成と教育ゼミとライフスタイルゼミは次のような発表を行います.午前9時からおおよそ2時間半程度です.

発表題目:デンマーク文化の日本への導入の可能性
―暮らし・教育・体操の視点から日本の未来を考える―
メンバー:市川 ゆり子・加藤 小百合・手塚 莉生
指導教員:咲花 昭嗣先生・水嶋 敦先生・中村 祐二先生・松下 瑛美先生

デンマークにある文化や既存の教育・社会福祉制度,人が持つ気質など,デンマークにある独特な要素の中から “暮し・教育・デンマーク体操” の3点に焦を当て研究した.今後の日本社会の在り方を考える上で参考となる要素を抽出し,日本社会の在り方を考察した(予稿集より引用).

日本・デンマーク150周年

ecalic033_002 Denmark and Japan – 150 Years:イベントカレンダー

発表題目:防災からみる地域コミュニティの重要性
メンバー:庵奥 大志
指導教員:咲花 昭嗣先生

日本では火山噴火や津波など多くの自然災害が発生する.特にここ数年では東日本大震災や熊本地震といった巨大地震の発生が多く見られる.防災には自助・共助・公助というものが存在するが,本研究では,このような大きな災害の際に,学校や地域,地域住民のコミュニティといった共助が機能するかどうかが,その被害の減少に大きく貢献すると結論付けた(予稿集より引用).

発表題目:リベラルアーツにおける美術教育
―暮らし・自由学園最高学部における美術教育の検討―
メンバー:津山 ゆり
指導教員:咲花 昭嗣先生

自由学園は,1921年の創立当初から,当時一般的であった学校美術教育とは一線を画する美術教育を行っており,今日,自由学園の教育の中でも特色あるものと言われている.本研究では,自由学園最高学部の美術教育を取り上げ,リベラルアーツ教育における美術教育の位置づけと可能性を考察した(予稿集より引用).

発表題目:自由学園最高学部における主体的な学びのための講義スタイルの提案と実践
メンバー:坂田 健一郎・柴谷 智之
指導教員:咲花 昭嗣先生

自由学園最高学部の学習環境を改善したいとう思いからこの研究は始まった.教員,学生,教育施設家具を扱う企業,他大学,日本の教育の歴史,の5つの観点から調査を行い,学校教育の教室について考えた.今回の報告では,『学習する学校』に書かれている「生きている教育システム」の視点も交えて,教室の提案を述べる(予稿集より引用).

発表題目:地域住民主体の継続可能な地域コミュニティ形成に関する考察
―学園町での住民間交流の施行から―
メンバー:本田 光平・元植 裕紀・寄田 翔平
指導教員:中村 祐二先生・水嶋 敦先生・松下 瑛美先生

本研究は持続可能な地域コミュニティ形成方法の提案を目的とする.報告会では,学園町での持続可能な地域コミュニティ形成方法の持続性に関する考察,またその形成方法が日本の地域で汎用可能かについて報告する(予稿集より引用).

発表題目:社会と交わる自由学園を目指して
―キャンパス内の案内表示とオリジナルグッズの活性化―
メンバー:グラハム トマス・鈴木 友洋・角田 晴彦
指導教員:中村 祐二先生・水嶋 敦先生・松下 瑛美先生

自由学園が社会に働きかけより親しみやすい学校にするための「キャンパス内の案内標示」と「オリジナルグッズ」を取り上げ,学園を訪れる人に分かりやすく親しみを持ってもらう案内標示の作成と,自由学園を社会に知ってもらうオリジナルグッズの活性化をはかる事を本研究で行ってきた.社会と親しみやすい環境を作る事で自由学園への貢献に繋がる(予稿集より引用).

発表題目:単身世帯の食生活についての研究
―継続可能な食生活の提案―
メンバー:廣瀬 祐・藤野 稚央・森田 陸
指導教員:水嶋 敦先生・中村 祐二先生・松下 瑛美先生

日本社会では,肥満や糖尿病を含めた生活習慣病患者が増加している .その要因の一つとして単身世帯の増加と中食産業の発展による食生活の乱れがあると我々は考えた.本研究は,単身世帯の健康的な食生活の検討を行うために単身世帯の食生活の現状を文献やアンケートで把握し,食生活モデルの検討を行った.そして,栄養を満たしつつ,低コストで手間のかからない「食生活プラン」を作成し提案を行った
(予稿集より引用).

発表題目:プレゼンテーションモデルの確立
―世界で一つの自由学園式モデルの考案―
メンバー:小濱 慎平
指導教員:中村 祐二先生・水嶋 敦先生・松下 瑛美先生

本研究は,自由学園最高学部におけるプレゼンテーションモデルの確立,を目的としている.「プレゼンテーションの作成・本番・反省」を一つの「プレゼンテーションモデル」と捉え,本研究では自由学園最高学部における「プレゼンテーションモデル」の再構築を行い構造的な解決を目指す.今回の報告では考案したプレゼンテーションモデルの仮説と実証結果について発表する(予稿集より引用).

ecalic033_002 最高学部4年課程卒業研究報告会のお知らせ
ecalic033_002 デンマークに関するイベントの第2回目を開催する

文:遠藤敏喜(学部教員)

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