10月31日から11月14日までポーランド・ポメラニアン大学の学生、教授ら11名が来校した。2週間の短い期間ではあったが、幼児生活団から学部までのさまざまな交流、とくにポーランド音楽のコンサートの開催など、良い交わりの時であった。
今回のポーランドからの交換留学は、昨年、自由学園とポメラニアン大学との間で交わされた協定書によるプログラムで(関連記事はこちら)、ポーランドの学生を受け入れるのは今回が初であった。彼らは、ヨーロッパを離れるのは初めてとおっしゃっていたが、送別会では日本が大好きになったとおっしゃっていた。とくに自由学園での昼食や夕食がいつも美味しいことにも感動されていた。
私は昨年度、自由学園からの第1号の留学生としてポメラニアン大学に行かせていただいた。その後、今年の6月には2年生5名・3年生1名・教員1名がポーランドへ行った(関連記事はこちら)。来年も1月と6月にそれぞれ最高学部生がポーランドを訪問する予定である。
自分の留学経験から、異なる国の文化や価値観を学ぶには、実際に見て、聞いて、話す事が一番の近道だと感じる。今後もポーランドとの交換プログラムを多くの最高学部生が利用し、自らの学びを深めていって欲しい。
文:本間優大(学部4年)
写真:松下瑛美(学部教員)