4月18日(土)午前10時から、リビング・アカデミー(以下LA)の2026年度始業式及び入学式が自由学園記念講堂で行われた。11期生20名(うち3名欠席) の新入生を迎え、今年度も継続をされる1~10期生114名を加えて、134名で11年目がスタートした(当日出席人数は119名)。始業式に引き続き11時からは創設10周年記念講演として、福岡伸一氏による「生命を捉えなおす~動的平衡の視点から~」と題して創設10周年記念講演が行われ、LA生以外にも希望者87名も講演を聞きに来られた。
<始業式>
はじめに、新入生(11期生)20名の氏名点呼が行われ、全員の氏名点呼が終わると、新入生代表に更科学園長からLAのバッチが贈られ、あたたかい拍手が送られた。続いて、出席してくださった講師の先生の紹介があった。
105年前の開学式で歌われた讃美歌74番を村山順吉理事長の伴奏で讃美した後、更科幸一学園長から、「様々な分断・戦争の世の中を大人が作ってしまった。今立ち止まって、世代を超えて暮らしを共に大切にしていきたい。今日は皆さんに“Olds, be ambitious!”の言葉をお贈りしたい。子どもたちにとってよくない今の社会を共に作り直していきましょう」との歓迎の辞がありました。LAスタッフを代表して石川章代リーダーが「”45歳以上の学校“として始まったリビングアカデミーは11年目を迎えて新たに”学び続けたい大人のための学校“としてスタートします。一人一人の力は小さくても、お互いが出来ることを合わせて、世の中のため、子どもたちのために何が出来るかを一緒に考えていきましょう。若い人たちとの交わりから、私たちにとっても得られること、与えられることがきっとあると思います。皆さんと力を合わせて新しい10年を歩んでいきたいと思います。」と挨拶した。最後にLAスタッフの紹介があり、「LA賛歌」を歌って、始業式を終えた。

<創設10周年記念講演>
福岡伸一氏(青山学院大学教授・米国ロックフェラー大学客員教授)より『生命を捉えなおす~動的平衡の視点から~』と題して「生命とは、変わり続けながらバランスを保つ「動的平衡」という状態です。細かく分けて考えるだけでは本当の姿はわからず、全体の流れやつながりが大切です。食べ物は体の一部となり、古いものと入れ替わります。私たちは周りとの関係で成り立ち、進化も闘争だけでなく協力・利他により成熟してきました。分かち合いや循環が生命を豊かにし、死も生命全体の進化において意味を持ち、必ずしも虚しいものではありません。」と話された。

<昼食>
昼食は初等部食堂で、A~K家族の同じ家族のメンバーと食卓を囲んで手作りの昼食をいただく。この日の献立は、お赤飯・松風焼・千草和え(油揚げ入り)で、松風焼に土の会の長ネギを使用した。食後に「希望満充」というサツマイモ餡のお菓子がついた。
昼食の時間には、福岡伸一氏に講演についての質問を数点受けていただき答えていただいた。
<LA学生のしおり説明>
13時40分より石川リーダーから、「LA学生のしおり」の中で、特に重要なことについての説明が行われた。
<家族ミーティング>
LAは、学生同士がより交わりを深めるために「家族」という“組織単位”で構成されている。
今年度はA~Kの11の「家族」に12~13人ずつが分かれることになった。
14時10分より、さっそくこの家族ごとに分かれて約1時間、自己紹介や先輩学生が新入生にLAの楽しさや楽しみ方を伝えるなどの交流の時をもち、合わせて家族長、副家族長の選出も行った。
家族ミーティングの終了をもって、1日のスケジュールを終了した。

<キャンパスツアー>
新入生だけは、家族ミーティング終了後、2つのグループに分かれて、LAスタッフの案内でキャンパスツアーを行った。
今年度も、LAの目指す「学び」、「交わり」、「楽しみ」、「社会に役立つ」が実現できる1年であることを願っている。















