12月12日(木)選択クラス「イタリアン」-シェフと一緒にイタリアンを食する/「選択クラス」の様子 - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

12月12日(木)選択クラス「イタリアン」-シェフと一緒にイタリアンを食する/「選択クラス」の様子 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

「選択クラス」の様子

12月12日(木)選択クラス「イタリアン」-シェフと一緒にイタリアンを食する

2019年12月18日

こちらは、東京高田馬場にある「リストランテ高田馬場文流」。

選択クラス「イタリアン」の講師・近藤芳郎シェフが二代目料理長を務めた店である。店名の文流とは、文化交流の略。1973年7月、日本とイタリアの“食”の文化交流を目指し、この地に誕生した。

この日は、イタリアン受講生の要望で企画された「近藤シェフと共にイタリアンを食する」に、シェフを慕うLA生も加わって「イタリアンの夕べ」を開催。参加者は28人。石川・自由学園食糧部長による乾杯の音頭で宴が開かれた。

「取り分けますよ」学生にサーブする近藤シェフ。いつも気が利く優しい人柄が、人気のゆえんである。

57歳の若さで亡くなった初代シェフとの思い出、初代亡き後に二代目シェフに就任したがお客が入らず苦しい思いをした日々、当時まだイタリア料理がポピュラーでなかった頃に書店を回ってレシピを探したこと。「高田馬場文流での30数年は思い出が尽きない」と語る。

「イタリア料理は各地方で特色があるが、文流はイタリア中央部に位置するトスカーナ料理がメイン。シンプルで豪快なトスカーナ料理を愉しんでください」。

そう、シェフの料理は豪快である。豪快であるが繊細でもある。じっくりコトコト煮込む鍋に何度となくスプーンで味見し、塩加減を調整している姿をクラスの受講生の誰もが知っている。

12月19日、イタリアン・クラスのメニューは、クリスマス料理とのこと。

広報担当記者も受講予定である。次回、近藤シェフ直伝イタリア料理の真髄を紹介したい。(和田美恵子)

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