選択クラス「元気にコーラス」の有志を中心に
明日館クリスマス礼拝に参加
池袋の雑踏を抜け、曲がりくねった細い路地の先、空が広がり始めると、自由学園明日館講堂が左方に現れる。この日は、朗読と音楽によりクリスマスを祝う、音楽会形式の礼拝がここで開かれた。
そのうち、コーラスに参加したのは落合一成講師が指導する LAコーラスクラスの有志に、LAの元学生、最高学部の教員、学生、プロで活躍する講師の友人。LA学生はコーラスに初めての参加。当日に向けてたくさんの練習時間を費やしたが、果たしてうまく声が届いただろうか。
前奏、明日館館長渡辺氏の祈祷のあと、朗読と合唱が物語のように流れていく。。落合氏の指揮の下で、ヘンデル「メサイア」11番、39番の2曲、無伴奏でラテン語のグレゴリオ聖歌、そして会場皆での讃美歌。
この日、廣瀬薫牧師は「世界に響く声」のメッセージの中で「神は共にあり」「喜びを響かせる」という言葉を述べられた。そして、講堂からの賛美の響きは夜空の向こうにまで広がっていく。
礼拝が静かに終わり、「ハレルヤに感動しました」との声をいただく。講堂の横にはイルミネーションで飾られたツリーが美しい。無事歌い終え、礼拝の余韻を感じながら、それぞれの帰途についた。(金子麻貴)