「共用品」とは、障害のある人も、そうでない人も、ともに使えるように工夫された製品です。みんなの気持ちと知恵がたくさん詰まっています。・・・と講師の星川安之さんが「サロン講座」で話してくれました。共用品推進機構の理事として、障害のある人や高齢の人がなにを不便に感じているか、なにがよかったと感じているか等の実態調査をしたり、それを基にさまざまな業界・団体に働きかけて「共用品」を創り出したり、といった活動を続けている方です。若いころに、障害のある子どもたちのためのオモチャを作りたいと思って、ある玩具メーカーに就職されたことが、活動のきっかけになったそうです。多様な人たちに対する優しい眼差しが、あたたかく感じられるお話でした。
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