11月24日（日）、東村山市立青葉小学校で行われた防災訓練の中で講演を行った。テーマは「考えてみよう！避難所生活」ということで、実際に災害が起こった際に、指定避難所となる学校での被災生活について皆さんで考えてみた。この日は、朝からの雨の影響もあってか、参加者が約150人ほどと、例年の7割くらいの人数となった。
こうした訓練での講演では、参加された方々にその場で意見交換を行ってもらうには、ある程度の事前準備が必要になる。実はこの講演会の事前相談の中で、担当役員の方から、地域にお住いの方々の”生の声”を知りたいというご希望があったことから、座り方の工夫やファシリテーターの配置などを行い、良いかたちで情報収集ができるようにしていただいた。
今回の講演は、青葉小学校区域の災害リスクを皆さんで共有しながら、想定される避難所生活の問題点を知っていただき、最後には「在宅避難」の準備をご提案するかたちで締めくくった。またその途中には話し合いの時間も取り、約60分の時間であったが、あっという間に時間がたったという印象を持った。
訓練終了後にある自治会から講演の依頼を受けた。ここは、これまで青葉小学校避難所運営連絡会へは参加されておらず、これをきっかけとして、具体的に地域防災への関わりを考えたいとのことだった。今後もこうした動きを下支えできるように、微力ながら地域と関わって行きたいと思う。
