ウッドデザイン賞2019を受賞 「自由学園女子部の木の学び」 教室の新しい机と椅子を企画し、広葉樹林の循環にも関わる/お知らせ - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

ウッドデザイン賞2019を受賞 「自由学園女子部の木の学び」 教室の新しい机と椅子を企画し、広葉樹林の循環にも関わる/お知らせ - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

お知らせ

ウッドデザイン賞2019を受賞 「自由学園女子部の木の学び」 教室の新しい机と椅子を企画し、広葉樹林の循環にも関わる

2019年11月21日

自由学園女子部(中等科・高等科)の「木の学び」の活動が、第5回ウッドデザイン賞2019を受賞いたしました。

ウッドデザイン賞は、「木で暮らしと社会を豊かにする モノ・コトを表彰し、国内外に発信するための顕彰制度」です。
今年は413点の応募作品の中から197点がウッドデザイン賞2019に選出され、下記の女子部の活動も受賞しました。

■広葉樹のものづくりから森林づくりへ~樹と人と物を結ぶ80年の挑戦~
学校法人自由学園女子部(中等科・高 等科)
コミュニケーション分野・イベント・ワークショップ(定期 開催)カテゴリー
ソーシャルデザイン表彰部門

■自由学園女子部の「木の学び」
生徒から出ている代々の「木工の委員」を中心に、メンテナンスしながら使用してきた木製の教室の机と椅子は、古いものでは80年使用してきました。傷みが進み、体格が向上してきた近年の生徒にサイズも合わなくなってきたため、机と椅子を刷新することになり、2012年に生徒たちが、新しい机椅子を考えるプロジェクトチームを立ち上げました。

これまで使用してきた机と椅子の現状調査や、生徒の身長等体格の調査から始め、デザインや試作、材料となる木材の調達先の検討にも関わり、産地の分かる国産広葉樹の活用を決定。歴代の生徒たちが岐阜郡上市の山に足を運び、産地から教室までの「樹と人ともの」が繋がり生まれるものづくりプロセスを体感してきました。現在は木々を切り出した山への新たな苗の植え付けを行う計画を立てて、植え付け作業も始めています。

全教室の机椅子の入替えが完了した今年、この「広葉樹のものづくりから 森林づくりへ」の取り組みが2019年ウッドデザイン賞を受賞しました。コミュニケーション分野ソーシャルデザイン部門です。

■生徒が企画デザインした教室の机と椅子

また80年使えるようにと願って企画された机と椅子は、生徒のこれまでの経験により工夫されており、椅子の座面も張り替えやすく設計されています。

広葉樹林の循環を重んじて木を伐り出したため、机の天板の樹種は統一せず、10数種の広葉樹で製作されています。それぞれ色や木目が異なり、味わいのある机が完成しました。
机の製作に使用した材は、サクラ、カンバ、ブナ、ナラ、シデ、ミズメ、カエデ、コシアブラ、アズキナシ、ハンノキなど。椅子はすべてウダイカンバで製作されました。

なお、机の引き出しに入れるヒノキ製の整理箱は、生徒が自分専用のものを各自で制作しました。

■岐阜の広葉樹林での活動の様子から

80年後にまた机と椅子を更新するときには、今植え付けた広葉樹の苗が育って使えるようになることを願って活動しています。

最後になりましたが、プロジェクトのご指導をいただいた、「ものづくりで森づくりネットワーク」(岐阜)、株式会社ウォールデン ウッズ吉川和人様(東京)、白鳥林工協業組合(岐阜)、AC Forest澤田良二様(岐阜)、 NPO法人グリーンウッドワーク 協会(岐阜)、美谷添 育翼様・敦子様(岐阜)、以上の皆様には大変お世話になり、心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。

■活動の詳細については、本サイト内下記情報をご覧ください。
https://www.jiyu.ac.jp/activity/images/2018tsukue_j.pdf

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