2026年3月9日(月)から11日(水)に中央大学多摩キャンパスで開催された第60回日本水環境学会年会で、環境文化創造センター・最高学部の吉川がポスター発表しました。


発表は「中学校技術・家庭科(技術分野)における校内既存ストックを活用したアクアポニックスの実践」と題し、2024年度から吉川が担当している中等部3年の技術科実習水産グループで、2年に渡り取り組んでいる「アクアポニックス」について紹介しました。アクアポニックスは、従来からの水産養殖と水耕栽培を組み合わせた次世代の農業システムで、水を媒介とし、魚の糞などから発生した汚れを微生物によって分解し、植物に栄養として吸収させるというものです。中学の学習指導要領(技術家庭科)においては、魚の飼育と植物の栽培を行うことが求められており、これを同時に達成可能である点、更には環境負荷の低減が可能である点など、教材としての有効性を示しつつ、実際にアクアポニックスを運用する場合、様々な諸条件をクリアする必要がある点などについて具体的に示しました。

なお、会期中の10日に開催されたエクスカーション(現地見学会)にも参加し、東京都の北多摩二号水再生センターと、多摩川の羽村取水堰を視察することができ、大変有意義な機会となりました。


今後も環境文化創造センター、最高学部と各部の連携により、特徴的なカリキュラムが開発できればと考えています。
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文・写真:吉川 慎平(環境文化創造センター長・最高学部教員)















