3月7日 環境文化創造センターの研究成果を「公開シンポジウム霞ヶ浦流域研究2026」でポスター発表しました/環境文化創造センター - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

3月7日 環境文化創造センターの研究成果を「公開シンポジウム霞ヶ浦流域研究2026」でポスター発表しました/環境文化創造センター - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

環境文化創造センター

3月7日 環境文化創造センターの研究成果を「公開シンポジウム霞ヶ浦流域研究2026」でポスター発表しました

2026年3月11日

3月7日(土)に茨城県鹿行生涯学習センター(レイクエコー)を会場に開催された茨城大学地球・地域環境共創機構水圏環境フィールドステーション主催の「公開シンポジウム霞ヶ浦流域研究2026」で、研究グループを代表して環境文化創造センター・最高学部の吉川と小田がポスター発表しました。

 

小田は「茨城県内のデータ補完を目的とした久慈川水系の河川水電気伝導率調査」と題し、水中の溶存イオン類の総量は簡便に推定できる電気伝導率(EC)という指標がありますが、都道府県が取りまとめる「公共用水域水質測定」では、全国47都道府県中35しかECを測定・公表していないことがわかっています。関東地方1都6県では、茨城県のみ一部を除いてECを測定・公表されておらず、県内の湖沼・河川データが大幅に不足している状況にありました。そのような状況を受け、これまで霞ヶ浦流域を中心に独自にデータを取得して来ましたが、更なる茨城県内の空白域の補完と傾向の把握のため、自由学園黒羽植林地が位置する八溝山地を源とする久慈川水系を対象に調査を行い、既往報告との比較も含めて取りまとめました。

 

ポスター発表の様子1

 

発表に用いたポスター1(クリックすると拡大します)

 

吉川は「茨城県つくば市全域を対象としたナガミヒナゲシの目視調査による空間的可視化と出現状況の傾向」と題し、環境省の特定外来生物等には指定されていないものの、近年全国に拡大し生態系や人体への影響が懸念されているナガミヒナゲシ(南沢キャンパスでも確認)について、全国の自治体が独自に発信する注意喚起情報の分析から捉えられた傾向について取りまとめたものです。更にこうした注意喚起情報を発信する自治体の一つである茨城県つくば市(霞ヶ浦流域)に注目し、市内全域での生育状況を目視調査と空間的可視化を試みるとともに、出現状況の傾向についての考察を加えました。調査から市全域の少なくとも65% のエリアで確認され,空間分布を見るとほぼ全域に生育(蔓延)していることが確認されました。加えて、現状市民レベルからボトムアップで対策に取り組むしかない状況に鑑み、注意喚起のための資料を作成・配布しました。詳しくはこちらをご覧ください。

 

ポスター発表の様子2

 

発表に用いたポスター2(クリックすると拡大します)

 

シンポジウムのチラシ(クリックすると拡大します)

 

ポスターセッションを通じて有意義なディスカッションができました。またシンポジウムの内容に関心のある最高学部1年生1名も聴講しました。

 

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文・写真:吉川 慎平(最高学部教員・環境文化創造センター長)

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