バーミンガムでまもなく始まるブラインドサッカー世界選手権。この日本代表チームに自由学園につながる2人が参加しています。キーパーの泉健也さん(最前列1番右)は教員、主務としてチームを支える高橋めぐみさん(最後列左から2番目)は卒業生です。2024年パリパラリンピック出場をかけた戦い。応援しています!
高校生の頃「子どもに関わるスポーツや野外活動などの仕事がしたい。海外でも働きたい」という夢を語っていた高橋さん。
自由学園の大学部時代にはサッカー部マネージャーをしつつ、盲学校でのアルバイト、そしてギャップイヤー制度を使って、共生を学ぶデンマークの学校に留学します。
デンマークから帰国後、インターン先を、「サッカー、障害、バイト」という3つのキーワードで検索して見つけたのが「日本ブラインドサッカー協会」。
「視覚障害者と健常者が混ざり合う社会を実現するという協会のビジョン。これは自分にぴったり」と思ったそうです。そしてインターンから協会正職員に。
卒業生インタビューではブラインドサッカーの魅力を次のように語っています。
「チームスポーツってみんなで協力し合えるところがすごくいい。視覚障害者は自由を失って生活している人が多いのですが、ピッチの上は本当に自由です。健常者とも意見を交わし合い、選手同士として対等に付き合えます。今後は、この競技をもっと子どもたちに広めたい。」
https://www.jiyu.ac.jp/jgs100/takahashi.html
泉さんのメッセージは以下の協会ブログをご覧下さい。
2023年8月11日 高橋和也(自由学園学園長)