フィンランドのアラヤルヴィ高校・ヴィンペリ高校と自由学園との短期交換留学が始まって8年。このきっかけをつくってくださったフィンランド日本教育文化協会のヘイッキ・マキパー博士と学校があるヴィンペリ市のサム・レイヨナンエミリ市長のお二人が自由学園を訪問されました。
この交換留学、互いに生徒たちが貴重な経験をし多くの刺激を受けています。
短期留学で自由学園に来校したフィンランドの高校生たちにとって、自由学園の生徒が協働して自分たちの学校生活を創り上げる様子は、毎年大きな驚きとなっているそうです。
マキパーさんはフィンランドの教育行政にも関わってきた方ですが、自由学園の訪問は今回で7回目。
「家族のような温かい学校で、よい社会を作る力を身につけるという自由学園。来校のたびにこの教育と環境の素晴らしさを実感。10年前に羽仁夫妻の建学の理念とそれが実現している学校の様子を目のあたりして、ぜひフィンランドの生徒たちにこの学校の体験をさせたいと思いました。数ある学校の中から自由学園を選んだ10年前の判断は実に正しかった」とおっしゃっていただきました。
高橋和也Facebook 2023年11月3日