自由学園女子部（中等科・高等科）では、数10年間修理しながら大事に使用してきた教室の机と椅子をいよいよ新調するに当たり、生徒から係が出て、どのような机と椅子が、自分たち女子部生にはよいのかを専門家にご指導をいただきながら研究し試作を重ねてきました。いよいよ2017年9月に第1回分として100台の新しい机と椅子が届き、一部の教室で使い始めました。
3クラスが引き継いで数年かけて研究し仕上がった机と椅子から学んだこと、使用する木材を検討するにあたり学んだことなどを、11月18日（土）に開かれた女子部学業報告会で、高等科1年生のグループが報告しました。
この机と椅子のプロジェクトについて、地域の情報サイト「ひばりタイムス」に取材記事が掲載されましたのでご紹介いたします。
2017年12月12日（火）掲載
『ひばりタイムス』
机といすを“3代の生徒”が企画・新調 自由学園女子部の「木の学び」
http://www.skylarktimes.com/?p=13097
学業報告会後。新しい机と椅子と一緒に。
教室に並んだ机。各自の身長にあう高さの机を使用する。広葉樹の種類により、板の模様や色が異なる。
数10年間使用してきた椅子と新調した椅子。
新しい椅子も座面は張替え可能で、長く使用することを視野に入れている。
