「地球とそこに住むすべてのいのちの持続可能性」を共通テーマに、2017年4月にスタートした「地球市民教育フォーラム」は、おかげさまで多くの方々にご参加いただくことができました。2019年度も3回のフォーラムを計画しています。
第12回「グローバル経済社会のその先へ」
〜ローカル、スモール、スローをキーワードに〜
日にち:2019年4月27日(土)
時間:10:40~12:20
場所:自由学園記念講堂
参加費:1,000円(当日受付でお支払いください)
(チラシ裏)
辻 信一(つじ しんいち)
グローバル経済によって引き起こされる危機が広がる中、世界各地で自分たちの手で新しい社会と経済の仕組みを作ろうと模索する動きが起こっています。かつて経済は社会の一部分であり、どんな社会や文化も、持続的に世代を重ねていく仕組みを持っていました。それが今や経済は自由に国境をも超え、世界を支配する原理になっているのです。このような状況の中、しあわせな生き方と経済的な豊かさはどのように結びつくことができるのでしょうか。シューマッハ、ポランニーといった人間のしあわせを考えた経済学者たちの知恵や、国内外の様々な実践に学び、「スモール、スロー、ローカル」という言葉をキーワードに皆さんとご一緒に考えたいと思います。
講師プロフィール:
文化人類学者、環境=文化運動家。明治学院大学教員。「ゆっくり小学校」“校長“、カフェ「ゆっくり堂」店主。南米で活動していた20年前、当時の学生や友人たちと「ナマケモノ倶楽部」を結成、以来、「スローライフ」、「キャンドルナイト」「ハチドリのひとしずく」「GNH」、「しあわせの経済」などのキャンペーンを展開してきた。著書に「スロー・イズ・ビューティフル」「弱虫でいいんだよ」、映像作品に「アジアの叡智」(DVDシリーズ、現在8巻)など
※地球市民教育フォーラムについては、本サイト内「100周年に向けて」のページでもご紹介しています。