5月10日から19日までの10日間、フィンランドのアラヤルビ高校とヴィンペリ高校からそれぞれ男女1名ずつ、合計4名の高校2年生が来日し、女子部と男子部で学園生活を楽しみました。
留学生たちは、女子部・男子部の英語、数学、音楽、情報などの授業を体験し、美術や裁縫の特別授業も受けました。女子部高等科2年の地理の授業では、担当の山本隆太先生の発案で、フィンランドの生徒によるフィンランドの国と地理についての発表を聞き、そのあと2つのグループに分かれて日本との比較について話し合う時間を持ちました。在校生たちも、同年代の留学生の発表から教科書からは学ぶことができない貴重な学びを得たことでしょう。
女子部地理の授業での発表
また、ある日は、男子部女子部の代表生徒と共に都心へのフィールドトリップを行い、江戸東京博物館、浅草、東京スカイツリーを見学しました。
浅草寺にて
隅田川とスカイツリー
期間中は、在校生の4家庭がホストファミリーとなって4人を家庭に受け入れ、美味しい食事とあたたかな交わりを提供してくださいました。
最終日、「自由学園はとても美しく、一生忘れられない学校になりました。交換留学は素晴らしいです」という感想を残して、4人は元気に帰国しました。
8月下旬には、男子部・女子部からの各2名が、ヴィンペリ高校に短期交換留学生として訪問する予定です。これからも親しい友情が育まれていくことが期待されます。