今週の1冊『読書する脳』/図書館 お知らせ・近況 - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

今週の1冊『読書する脳』/図書館 お知らせ・近況 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

図書館 お知らせ・近況

今週の1冊『読書する脳』

2026年1月13日

2026年1月12
『読書する脳』 毛内拡著 SB新書
 この本は、特に紙の本で行う読書が私たちの脳にどのような影響を与えているかを教えてくれる一冊です。
 私たちは日々、膨大な量の情報に接しています。ネットニュースやYouTube、SNSなど、こうした情報の収集に時間をとられて、紙の本を読む時間はどんどん減っています。本書は冒頭でその状況を調査データにより紹介しています。その上で、脳科学者の視点から、紙の本を読むことによる脳への好影響について解説していきます。
 本を読むと頭がよくなる、という言説は昔からありますが、科学的に見ても読書は脳のさまざまな部位が活性化するという実証がされているそう。読書を習慣化することで脳の可塑性をより引き出し、長期的な脳の健康にもよい影響をもたらすことがわかってきているそうです。
 本好きの人はそもそも、頭がよくなるから読もう、とはあまり考えていないような気もしますが、科学的な知見から、今まで何となく耳にしていたことが実証されていることを知るのは面白いです。先だってご紹介した『デジタル脳クライシス』も新書でしたが、このところ、こうした人間が長く行ってきたアナログな活動にどのような意味があるのかを科学的に解明し紹介する本が増えてきているような印象を受けます。これらの本は「タイパ コスパ」を求めすぎる社会が何を失っていくのかを考える上でも、参考になると思います。

  
  図書館・資料室のご利用 についてはこちら

カテゴリー

月別アーカイブ